(仮訳)中国南西部産の新種、Russula rubrosquamosa
Jiang, S. et al. 2024. Russula rubrosquamosa (Russulaceae, Russulales), a new species from southwestern China. Mycoscience. Available at: https://www.jstage.jst.go.jp/article/mycosci/advpub/0/advpub_MYC632/_pdf [Accessed June 3, 2024] 【R3-11760】2024/6/3投稿

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3行まとめ

中国雲南省の針広混交林で採集された菌を検討し、Russula rubrosquamosaとして新種記載した。
本種は傘と柄の表面に橙色~赤色の鱗片を有することなどで特徴づけられた。
本種はHeterophyllidia亜属Ingratae節に含まれ、分子系統解析で独自の系統を形成した。
中国雲南省曲靖市師宗県菌子山

(新種)

Russula rubrosquamosa L.P. Tang & S. Jiang
語源…赤色の鱗片の(傘の表面性状から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Russula ryukokuensis(リュウコクヒメベニタケ)
東アジアに分布する
本種と異なりIngratae節ではなくRussula節に含まれる
本種と異なり中国ではなく日本などに分布する
本種より子実体のサイズがかなり小さい
本種と異なり柄表面に縦方向の条線をあらわす
本種と異なり菌糸体が白色
本種より担子胞子が短い