2022年2月17日 （仮訳）イランの伝統的な乳製品から分離された非発酵性のSaccharomycopsis属新種、Saccharomycopsis oxydans Hajihosseinali, M. et al., 2019. Saccharomycopsis oxydans sp. nov., a new non-fermentative member in the genus Saccharomycopsis isolated from a traditional dairy product of Iran. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. Available at: https://www.microbiologyresearch.org/content/journal/ijsem/10.1099/ijsem.0.003874 [Accessed February 17, 2022] 【R3-09249】2022/2/17投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ イラン、アルボルズ州において伝統的な乳製品のキャシュクから分離された酵母の一種を検討し、Saccharomycopsis oxydansとして新種記載した。 本種は炭素源を発酵不能であり、子嚢胞子の形成は見られなかった。 本種は近縁種とはグルコースの発酵能、最大生長温度、5%NaCl添加培地での生育などで識別された。 Iran, Alborz （新種） Saccharomycopsis oxydans S. Nasr & A. Yurkov 語源…酸化の（酸化型代謝から） 【よく似た種との区別】 Saccharomycopsis fodiens D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりグルコースを発酵可能なことがある 本種と異なりカダベリンを資化可能 本種と異なり5% NaCl添加培地で生育不能 本種と異なり最大生長温度が28°Cではなく33°C D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Saccharomycopsis guyanensis D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり硝酸カリウム、カダベリンを資化可能 本種と異なり10% NaCl添加培地で生育可能 本種と異なり最大生長温度が28°Cではなく35°C D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Saccharomycopsis crataegensis D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりグルコースを発酵可能なことがある D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される