(仮訳)特徴的なジャーミネーション・オーブを有するグロムス綱の新種、Scutellospora pernambucana
da Silva, DKA. et al., 2008. Scutellospora pernambucana, a new fungal species in the Glomeromycetes with a diagnostic germination orb. Mycotaxon. Available at: http://www.mycotaxon.com/vol/abstracts/106/106-00.html [Accessed January 25, 2023] 【R3-10275】2023/1/25投稿

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3行まとめ

ブラジル、ペルナンブーコ州およびマラニョン州で土壌から分離されたアーバスキュラー菌根菌の一種を検討し、Scutellospora pernambucanaとして新種記載した。
本種は胞子が黄色~褐黄色の球形~類球形で3つの胞子壁を有し、内壁外面に円形のシールドを有し、コイル状のオーブ様構造を形成することなどで特徴づけられた。
本種はその独特の構造により同属の全既知種と識別された。
‘Zambana’ tropical forest fragment, Usina São José, Igarassu, Pernambuco State, Brazil

(新種)

Scutellospora pernambucana Oehl, D.K Silva, N. Freitas, L.C. Maia
語源…ペルナンブーコの
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【よく似た種との区別】
Scutellospora projecturata
胞子の”germ shield”がコイル状である
本種と異なり胞子外壁に装飾を欠くのではなく円柱形の突起を有する
本種と異なり胞子の”shield wall”が薄い皺状ではなく平滑で頑丈である