(仮訳)新種Sebacina allantoidea
Kirschner, R. & Oberwinkler, F. 2002. Sebacina allantoidea sp. nov. Cryptogamie, Mycologie. Available at: https://sciencepress.mnhn.fr/sites/default/files/articles/pdf/cryptogamie-mycologie2002v23f2a3.pdf [Accessed August 2, 2023] 【R3-10842】2023/8/2投稿

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3行まとめ

ドイツで採集された菌を検討し、Sebacina allantoideaとして新種記載した。
本種はシモツケ属植物の材や樹皮、他の菌の子座、Cheirospora botryosporaのスポロドキアなどに発生した。
本種は子実体が微小でほとんど目視されず、担子器が小型で、担子胞子がソーセージ形であることなどで特徴づけられた。
Germany, Baden-Württemberg, Tübingen, Auf der Morgenstelle

(新種)

Sebacina allantoidea R. Kirschner & Oberw.
語源…ソーセージ形の(担子胞子の形状から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Ceratosebacina calospora
担子胞子の形状が類似している
本種より担子胞子が長い
分子系統解析で異なるクレードに含まれる(先行研究)
Serendipita invisibilis
本種と異なり担子器基部にクランプを有する
本種より担子胞子が僅かに長い
本種より基部菌糸の幅が狭い
Efibulovasidium albescens
担子胞子の形態が非常に類似している
本種と異なり子実体が膿疱状
本種より担子器のサイズが大きい