2021年9月16日 (仮訳)セラードにおいて分離されたPenicillium属Citrina節1新種のL-アスパラギナーゼ遺伝子の配列決定および特性調査 Andrade, KCR. et al., 2021. Sequencing and characterization of an L‑asparaginase gene from a new species of Penicillium section Citrina isolated from Cerrado. Scientific Reports. Available at: https://www.nature.com/articles/s41598-021-97316-1 [Accessed September 16, 2021] 【R3-08787】2021/9/16投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル、ゴイアス州のセラードの土壌から分離されたPenicillium属Citrina節の一種を用いて、急性リンパ芽球性白血病の治療薬となるL-アスパラギナーゼの活性を調査した。 実験計画法の2手法を用いてL-アスパラギナーゼ産生における重要な因子をスクリーニングし、活性が最大となる培養条件を決定した。 また、本研究に供した菌をP. cerradenseとして新種記載した。 Brazil, Goiás, Água Fria de Goiás (新種) Penicillium cerradense Cruvinel, Magalhães & P. O., Pinho 語源…セラード産の 【よく似た種との区別】 Penicillium sumatrense ITS+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子柄のサイズが大きい 本種と異なり分生子柄に3-6つの分枝を有する 本種よりフィアライドのサイズが大きい 本種と異なり菌核を有するのではなく欠く ITS+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される