2017年7月1日 (仮訳)中国新産のCordyceps属およびShimizuomyces属菌 Li, C. et al., 2008. Species of Cordyceps and Shimizuomyces new to China. Mycosystema. Available at: https://www.researchgate.net/publication/281562440_Species_of_Cordyceps_and_Shimizuomyces_new_to_China [Accessed July 1, 2017]. 【R3-04166】2017/07/01投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国安徽省からCordyceps kusanagiensisおよびShimizuomyces paradoxusを中国新産種として報告した。 前者はトサカフトメイガの蛹を宿主とし、後者はシオデ属の一種と思われる植物の種子から発生していた。 両種について記載文、写真などを掲載し、前者についてはC. shimizuiとの形質比較表も掲載した。 (中国新産種) Cordyceps kusanagiensis Kobayasi & Shimizu クサナギヒメタンポタケ 【よく似た種との区別】 Cordyceps shimizui(オオミノサナギタケ) チョウ目昆虫の蛹を宿主とする 子嚢殻が卵状 子嚢胞子が円筒形 本種と異なり子座が類白色~淡黄色ではなく淡橙色 本種と異なり結実部が卵状楕円形、倒卵形、棍棒形ではなく棍棒形~円筒形 本種と異なり子嚢殻が斜めに半埋生するのではなく表在性 本種より子嚢殻のサイズが大きい 本種より子嚢の幅が狭い 本種と異なり子嚢の帽の幅が狭い 本種より子嚢胞子のサイズが小さい (中国新産種) Shimizuomyces paradoxus Kobayasi サンチュウムシタケモドキ