(仮訳)従来Ustilago属に分類されていたジンバブエ産の特筆すべき黒穂菌、Sporisorium ignotum
Piątek, M., 2010. Sporisorium ignotum – a remarkable smut fungus from Zimbabwe originally classified in the genus Ustilago. Polish Botanical Journal. Available at: http://www.researchgate.net/profile/Marcin_Pitek2/publication/236013070_Sporisorium_ignotum__a_remarkable_smut_fungus_from_Zimbabwe_originally_classified_in_the_genus_Ustilago/links/0c960515b220aacf86000000.pdf [Accessed April 7, 2015].
【R3-01714】2015/04/08投稿

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3行まとめ

ジンバブエから近年記載されたUstilago ignotaのホロタイプ標本を再検討した。
形態学的検討の結果、原記載では除外されていた、あるいは誤解釈されていた形態形質が明らかになった。
特に不稔細胞の存在に基づき、本種をUstilago属からSporisorium属に転属した。

(新組み合わせ)

Sporisorium ignotum (Vánky) M. Piątek
旧名:Ustilago ignota Vánky
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【よく似た種との区別】
Ustilago trichophora
胞子堆の形態が非常に類似している
柱軸を有する
本種と異なり宿主に天狗巣症状を起こさない
本種より黒穂胞子のサイズが大きい
本種と異なり黒穂胞子の小刺状装飾の間の空間が平滑ではなく小疣状
本種と異なり不稔細胞を欠く