(仮訳)ケニア産のSetaria pallide-fuscaを宿主とし、長くねじれた胞子堆を有する黒穂菌の新種、Sporisorium kenyanum
Piątek, M. 2006. Sporisorium kenyanum, a new smut fungus with long twisted sori on Setaria pallide-fusca in Kenya. Polish Botanical Journal. Avaialble at: http://bomax.botany.pl/cgi-bin/pubs/data/article_pdf?id=1740 [Accessed December 26, 2018] 【R3-05801】2018/12/27投稿

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3行まとめ

ケニアにおいてSetaria pallide-fuscaに発生した黒穂菌の一種を検討し、Sporisorium kenyanumとして新種記載した。
本種は胞子堆が長くてねじれ、胞子団が小型で微細な小疣状~小刺状の黒穂胞子からなることなどで特徴づけられた。
本種はエノコログサ属植物を宿主とするSporisorium属菌としては4番目に報告されたが、他の3種とは胞子堆の形態などが全く異なっていた。
Kenya

(新種)

Sporisorium kenyanum Piatek
語源…ケニアの
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Sporisorium panici-leucophaei
同じイネ科植物を宿主とする
胞子堆の形態が類似している
黒穂胞子の装飾が類似している
本種と異なりケニアではなくオーストラリア、北米、中米、南米などに分布する
本種と異なりエノコログサ属ではなくメヒシバ属、ヒエ属、Oplismenopsis属、キビ属植物などを宿主とする
本種より黒穂胞子のサイズが大きい
本種より黒穂胞子のサイズの変異が大きい
本種より黒穂胞子の形状の変異が大きい
本種より黒穂胞子の装飾がいくぶん顕著な小刺状