2017年11月21日 (仮訳)Torula属類似の属の研究:Bahusaganda属、Bahusandhika属、Pseudotorula属、および新属Simmonsiella Crane, JL. & Miller, AN. 2016. Studies in genera similar to Torula: Bahusaganda, Bahusandhika, Pseudotorula, and Simmonsiella gen. nov. IMA fungus. Available at: http://www.ingentaconnect.com/contentone/ima/imafung/2016/00000007/00000001/art00015 [Accessed November 21, 2017]. 【R3-04596】2017/11/21投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Torula属および類似の7属を検討し、新属Simmonsiellaを提唱した。 Bahusaganda属に2新種および3新組み合わせ、Bahusandhika属に1新種および2新組み合わせ、Pseudotorula属に1新組み合わせを加えた。 Latorua属をBahusandhika属のシノニムとし、その他種レベルでも数種をシノニムとした。 USA, Florida (新種) Bahusaganda elliseverhartii J.L. Crane & A.N. Mill. 語源…Job Bicknell Ellis氏およびBenjamin Matlack Everhart氏に献名 【よく似た種との区別】 Bahusaganda simmonsii 分生子形成様式が常に単出芽型 本種より分生子の幅が広い 本種と異なり分生子の末端細胞がほぼ無色~淡褐色なのではなく全体が淡黄金褐色 本種と異なり分生子が通常楕円形なのではなく通常円筒形 本種と異なり分生子の隔壁部分が僅かに狭窄するという特徴を欠く Indonesia, Province of West Java, Mountain Gardens, Tjibodas (新種) Bahusaganda simmonsii J.L. Crane & A. N. Mill. 語源…採集者のEmory Guy Simmons氏に献名 【よく似た種との区別】 Bahusaganda elliseverhartii 分生子形成様式が常に単出芽型 本種より分生子の幅が狭い 本種と異なり分生子の全体が淡黄金褐色なのではなく末端細胞がほぼ無色~淡褐色 本種と異なり分生子が通常円筒形なのではなく通常楕円形 本種と異なり分生子の隔壁部分が僅かに狭窄する Bahusaganda elaeodes 分生子形成様式が常に単出芽型 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子基部が暗褐色である New Zealand, Auckland District, Mamaku State Forest (新種) Bahusandhika hughesii J.L. Crane & A.N. Mill. 語源…菌学者のStanley J. Hughes氏に献名 (新組み合わせ) Bahusaganda ambrosiae (Peck) J.L. Crane & A.N. Mill. 旧名:Torula ambrosiae (Peck) S. Hughes (基礎異名はHormiscium ambrosiae Peck) 【よく似た種との区別】 Bahusaganda indica 分生子形成様式が単出芽型および多出芽型 分生子の長さが類似している 本種より分生子の最も幅広い部位の幅が広い 本種より分生子の隔壁数が少ない 本種と異なり分生子表面が疣状ではなく小刺状 Bahusaganda heteromorpha 分生子形成様式が単出芽型および多出芽型 本種と異なり分生子が数珠状の細胞からなるのではなく長楕円形の中心細胞を有する (新組み合わせ) Bahusaganda elaeodes (Pound & Clem.) J.L. Crane & A.N. Mill. 旧名:Torula elaeodes (Pound & Clem.) S. Hughes (基礎異名はClasterosporium elaeodes Pound & Clem.) 【よく似た種との区別】 Bahusaganda simmonsii 分生子形成様式が常に単出芽型 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子基部が暗褐色という特徴を欠く (新組み合わせ) Bahusaganda heteromorpha (Penz. & Sacc.) J.L. Crane & A.N. Mill. 旧名:Torula heteromorpha Penz. & Sacc. 【よく似た種との区別】 Bahusaganda simmonsii 本種と異なり分生子がS字形~円筒形ではなく楕円形~円筒形 本種と異なり分生子表面が小刺状ではなく平滑~疣状 Bahusaganda ambrosiae 分生子形成様式が単出芽型および多出芽型 本種と異なり分生子が長楕円形の中心細胞を有するのではなく数珠状の細胞からなる (その他掲載種) Bahusandhika caligans Bat. & H.P. Upadhyay 【よく似た種との区別】 Bahusandhika terrestris 分生子の隔壁部分が狭窄する 本種と異なり分生子に拡大した中心細胞を有するのではなく洋独楽形、円筒状楕円形 本種と異なり分生子表面が小刺状ではなく小疣状~疣状 Bahusandhika rhombica 分生子の頂部から分生子が生じることがある 本種と異なり分生子が菱形である (新組み合わせ) Bahusandhika grootfonteinensis (Crous) J.L. Crane & A.N. Mill. 旧名:Latorua grootfonteinensis Crous (その他掲載種) Bahusandhika intercalaris (E.K. Cash & A.M.J. Watson) Subram. 【よく似た種との区別】 Bahusandhika sundara 分生子形成細胞の形態が類似している 分生子形成細胞のサイズが類似している 分生子の形態が類似している 分生子のサイズが類似している 本種と異なりコロニーが帯緑黒色 本種より分生子柄が長い 本種と異なり分生子表面が平滑でない 本種より菌糸の幅が広い (新組み合わせ) Bahusandhika rhombica (V. Rao & de Hoog) J.L. Crane & A.N. Mill. 旧名:Torula rhombica V. Rao & de Hoog 【よく似た種との区別】 Bahusandhika caligans 分生子の頂部から分生子が生じることがある 本種と異なり分生子が菱形でない Bahusandhika terrestris 分生子の頂部から分生子が生じることがある 本種と異なり分生子が菱形ではなく洋独楽形、円筒状楕円形 (新組み合わせ) Bahusandhika terrestris (Misra) J.L. Crane, S. Hughes & A.N. Mill. 旧名:Torula terrestris Misra 【よく似た種との区別】 Bahusandhika caligans 分生子の隔壁部分が狭窄する 本種と異なり分生子が洋独楽形、円筒状楕円形ではなく拡大した中心細胞を有する 本種と異なり分生子表面が小疣状~疣状ではなく小刺状 Bahusandhika rhombica 分生子の頂部から分生子が生じることがある 本種と異なり分生子が洋独楽形、円筒状楕円形ではなく菱形である (その他掲載種) Pseudotorula helica Subram. & Bhat 【よく似た種との区別】 Dwayabeeja aethiopica 分生子に2型を有する 糸状胞子の周縁部の壁が強くメラニン化する 本種と異なり多細胞分生子が鎖生するのではなく単生する (新組み合わせ) Pseudotorula sundara (Subram.) J.L. Crane & A. Mill. 旧名:Dwayabeeja sundara Subram. (新組み合わせ) Simmonsiella ndjilensis (É. Kiffer) J.L. Crane & A.N. Mill. 語源…(属名)菌学者のEmory Guy Simmons氏に献名 旧名:Torula ndjilensis É. Kiffer 【よく似た種との区別】 Intercalarispora spp. 分生子が節間生のことがある 本種と異なり分生子が多隔壁ではなく石垣状 (その他掲載種) Torula verrucospora (P.N. Mathur & G.P. Singh) B. Sutton