(仮訳)ハッキャリ県で記録されたトルコ新産種、Suillellus amygdalinus
Acar, İ. et al., 2019. Suillellus amygdalinus, a new species record for Turkey from Hakkari Province. Anatolian Journal of Botany. Available at: https://dergipark.org.tr/tr/pub/ajb/issue/40746/514778 [Accessed December 22, 2020] 【R3-07981】2020/12/22投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

Suillellus amygdalinusをトルコ新産種として報告した。
本種はハッキャリ県においてコナラ属樹木の下に発生していた。
本種の記載文、写真などを掲載し、類似種との相違点を記述した。

(トルコ新産種)

Suillellus amygdalinus (Thiers) Vizzini, Simonini & Gelardi
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Rubroboletus satanas
担子胞子のサイズの範囲が重なる
本種より子実体のサイズが大きい
本種より傘のサイズが大きい
本種と異なり傘が帯赤褐色ではなく幼時淡黄色または帯緑黄色
本種より柄のサイズが大きい
本種と異なり柄が上下同大または基部が太まるのではなくしばしば顕著な塊茎状
Rubroboletus eastwoodiae
本種より子実体のサイズが大きい
本種より傘のサイズが大きい
本種と異なり傘が帯赤褐色ではなく淡灰色~淡オリーブ黄褐色
本種より柄のサイズが大きい
本種と異なり柄が上下同大または基部が太まるのではなく急に塊茎状になる
本種より担子胞子の幅が狭い
Rubroboletus pulcherrimus
担子胞子のサイズの範囲が重なる
本種より子実体のサイズが大きい
本種より傘のサイズが大きい
本種と異なり傘が帯赤褐色ではなく鈍褐色~クリーム褐色
本種より柄のサイズが大きい
本種と異なり柄が上下同大または基部が太まるのではなく棍棒形
本種と異なり柄上部表面に帯ワイン赤色の網目模様をあらわす
Boletus subvelutipes(アメリカウラベニイロガワリ)
柄が上下同大で基部が太まることもある
本種より子実体のサイズが大きい
本種より傘のサイズが大きい
本種と異なり傘が帯赤褐色ではなく肉桂褐色、帯赤褐色または帯赤橙色~橙黄色
本種より柄の幅が狭い
本種より担子胞子が長い
本種より担子胞子の幅が狭い
Sutorius luridiformis(オオウラベニイロガワリ)
柄のサイズの範囲が重なる
本種より子実体のサイズが大きい
本種より傘のサイズが大きい
本種と異なり傘が帯赤褐色ではなく幼時帯褐橙色でさび褐色、帯オリーブ黄色または暗褐色
本種と異なり柄が上下同大または基部が太まるのではなく幼時僅かに棍棒形
本種より担子胞子のサイズが小さい