2024年5月2日 (仮訳)Suillus salmonicolor:南アフリカ新産種 Reid, DA. & Eicker, A. 2000. Suillus salmonicolor – A Bolete New to South Africa. Mycotaxon. Available at: https://www.mycotaxon.com/vol/74.pdf [Accessed May 2, 2024] 【R3-11664】2024/5/2投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 南アフリカ、ムプマランガ州で採集されたSuillus salmonicolorを南アフリカ新産種として報告した。 本種は様々なマツと関係を持つが、南アフリカに在来種はないため、比較的最近移入したと考えられた。 本種は多くの同属他種とはつばがある点で混同されないが、唯一類似するS. luteusとは傘や柄や肉の色、柄のサイズや表面性状、つばの様子などが異なっていた。 (南アフリカ新産種) Suillus salmonicolor (Frost) Halling ヌメリツバイグチ 【よく似た種との区別】 Suillus luteus(ヌメリイグチ) 南アフリカに分布する 形態的に類似している(一見して混同のおそれがある) 食用きのこである 本種より子実体ががっしりとしている 本種と異なり傘が幼時帯黄色~鮭黄褐色でのちに帯黄色または帯黄褐色、老成すると汚黄褐色でオリーブ色を帯びる傾向があり”virgate”になるのではなく暗栗色やセピア色であり、”virgate”で時に紫色を帯びる 本種より柄がずっと短い 本種より柄の幅がずっと広い 本種と異なり柄が円筒形~僅かに棍棒形である 本種と異なり柄表面全体にわたって腺点が明瞭なのではなく腺点の大部分はつばより上部に顕著である 本種とつばの発達様式が異なる 本種とつばの形状が異なる 本種と異なり肉が淡黄色~淡橙黄色で、柄の基部では黄褐色または明褐黄色になるのではなく全体的に白色