(仮訳)ケニアの熱帯山地林に産した地衣生菌の新属、Taitaia
Suija, A. et al., 2018. Taitaia, a novel lichenicolous fungus in tropical montane forests in Kenya (East Africa). The Lichenologist. Available at: https://www.cambridge.org/core/journals/lichenologist/article/taitaia-a-novel-lichenicolous-fungus-in-tropical-montane-forests-in-kenya-east-africa/1AFB1C832EC64BA08AA1A5F9A4834332 [Accessed March 31, 2018].
【R3-04990】2018/3/31投稿

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3行まとめ

ケニアの熱帯山地林においてCrocodia属地衣に生じた菌を検討し、新属新種Taitaia aureaとして記載した。
分子系統解析で本種はヒゲゴケ科クレードに含まれ、特にGyalidea fritzeiに近縁であった。
本種は子嚢盤が凝集し、鮭肉赤色で黄色の縁取りを有することなどで特徴づけられた。
Kenya, Taita-Taveta Province, near summit of Vuria

(新種)

Taitaia aurea Suija, Kaasalainen & Rikkinen
語源…(属名)採集地のタイタ(・ヒルズ)より/(種小名)金色の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Gyalidea fritzei
nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり地衣化する
本種と異なり地衣ではなく石灰岩に生じる
本種と異なり子嚢盤が凝集せず単生する
本種と異なり子嚢盤が埋生する
本種と子嚢盤の色が異なる
本種と異なり子嚢盤が深い凹形で成熟時扁平
nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Corticifraga peltigerae
地衣生菌である
果托がいくぶん球形の細胞からなる
nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり子嚢盤が凝集せず単生する
本種と異なり子嚢盤が埋生する
本種と子嚢盤の色が異なる
本種と異なり子嚢盤が深い凹形で成熟時扁平
nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される