2023年11月26日 (仮訳)パキスタン産の新種、Termitomyces acriumbonatus Usman, M. & Khalid, AN. 2020. Termitomyces acriumbonatus sp. nov. (Lyophyllaceae, Agaricales) from Pakistan. Phytotaxa. Available at: https://www.mapress.com/j/pt/ [Accessed November 26, 2023] 【R3-11188】2023/11/26投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ パキスタン、パンジャーブ州においてシロアリの巣に発生した菌を検討し、Termitomyces acriumbonatusとして新種記載した。 本種は傘が小型で帯灰褐色の中丘を有し、柄が円筒形平滑、担子胞子が楕円形であることなどで特徴づけられた。 本種はITSおよびnrLSUに基づく分子系統解析でも独自の系統を形成した。 Pakistan, Gujrat, Punjab, Pabbi Forest Park (新種) Termitomyces acriumbonatus Usman & Khalid 語源…尖った中丘の(傘の形状から) 【よく似た種との区別】 Termitomyces entolomoides ITSおよびnrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より傘の直径が大きい 本種と異なり傘が帯黒灰色で青色を帯びる 本種と異なり傘の中丘が尖るのではなく鈍頭の円錐形 本種と異なり柄が地面付近で膨大する ITSおよびnrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Termitomyces microcarpus ITSおよびnrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より傘の直径が小さい 本種と異なり傘が帯白クリーム色で中丘が帯黄色 ITSおよびnrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Termitomyces umkowaan ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種より傘の直径が大きい 本種と異なり傘がクリーム淡灰色~帯黄褐色 本種と異なり柄基部が根状ではなく塊茎状 本種と異なり担子胞子がアミロイドである ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Termitomyces eurrhizus パキスタンに分布する ITSおよびnrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より傘の直径が大きい 本種と異なり傘中央部が中高ではなく臍状 本種と異なり傘の中丘が尖るのではなく鈍頭で丸い 本種と異なり柄が非常に長い 本種と異なりつばを有する ITSおよびnrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Termitomyces le-testui パキスタンに分布する nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘の中丘が尖るのではなく乳房状 本種と異なり柄が長い 本種と異なりつばを有する nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Termitomyces striatus パキスタンに分布する ITSおよびnrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘が帯灰褐色 本種と異なり傘縁部が条線状 本種と異なり柄が長い ITSおよびnrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される