(仮訳)新組み合わせRicasolia virensのシアノモルフ
Tønsberg, T. et al., 2016. The cyanomorph of Ricasolia virens comb. nov. (Lobariaceae, lichenized Ascomycetes). Opuscula Philolichenum. Available at: https://brage.bibsys.no/xmlui/handle/11250/2466610 [Accessed January 1, 2018].
【R3-04719】2018/1/1投稿

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3行まとめ

Lobaria virensに対して新組み合わせRicasolia virensを提唱した。
また、本種のシアノモルフおよびフォトシンビオデームを初めて報告した。
本種はクロロモルフの生育中にシアノモルフが腐朽、消失する性質を有していた。

(新組み合わせ)

Ricasolia virens (With.) H.H. Blom & Tønsberg
旧名:Lobaria virens (With.) J.R. Laundon
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Ricasolia amplissima
同所的に分布する(ノルウェー)
同じUlmus glabraの樹皮に発生する
シアノモルフを有する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりユーラシアおよびアフリカにおける分布が知られている
本種と異なりシアノモルフがクロロモルフから二次的に発達する
本種より地衣体のサイズが大きい
本種と地衣体の色が異なる
本種より裂片のサイズが大きい
本種と異なり破出性のDendriscocaulon状頭状体を有する
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される