(仮訳)ポーランド南西部におけるAmanita argenteaの新規採集地
Halama, M. 2009. The first locality of Amanita argentea Huijsman (Agaricales, Basidiomycota) in south-western Poland. Opole Scientific Society Nature Journal. Available at: https://www.researchgate.net/publication/236153067_The_first_locality_of_Amanita_argentea_Huijsman_Agaricales_Basidiomycota_in_south-western_Poland [Accessed February 9, 2019] 【R3-05934】2019/2/9投稿

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3行まとめ

ポーランド、ヴロツワフの都市公園からAmanita argenteaをポーランド南西部新産種として報告した。
広義の本種はポーランド南部および南東部の5ヶ所から既に知られていた。
本種の定義を議論するとともに、地理的分布、生態などに関する知見をまとめた。

(ポーランド南西部新産種)

Amanita argentea Huijsman
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【よく似た種との区別】
Amanita mairei(ナガミノツルタケ)
同じOvigerae亜節に含まれる
形態的に類似している(同種とされることが多い)
本種より担子胞子のQ値が大きい
本種と異なり担子胞子が類球形~楕円形ではなくより長い楕円形
Amanita cistetorum
同じOvigerae亜節に含まれる
本種と異なりゴジアオイ属植物を宿主とする
本種と異なり襞が類白色ではなく初め白色でのちに帯灰色
本種と異なり柄が帯灰白色ではなく白色~鉛灰色
本種と異なりつぼが帯灰白色で稀に汚帯灰白色なのではなく白色で黄褐色を帯びる
本種より担子器がやや長い
Amanita vaginata(ツルタケ)
形態的に類似している(容易に混同されうる)
本種と異なり傘に中丘を有する
本種と異なり傘表面に通常被膜の名残を有するという特徴を欠く
本種と異なり柄が頑丈でない
本種ほど担子器の形状が細長くない
本種と異なり担子胞子が広楕円形でない