2017年2月9日 (仮訳)ワシントン州西部産キヌカラカサタケ属菌 Birkebak, JM., 2010. The genus Leucocoprinus in western Washington. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2010/00000112/00000001/art00013 [Accessed February 9, 2017]. 【R3-03738】2017/02/09投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 米国ワシントン州産のキヌカラカサタケ属菌を検討し、7種を報告した。 L. brebissoniiおよびL. heinemanniiの北米における信頼度の高い記録を初めて報告した。 ワシントン州産の本属菌の検索表を掲載した。 (その他掲載種) Leucocoprinus birnbaumii (Corda) Singer コガネキヌカラカサタケ 【よく似た種との区別】 Leucocoprinus flavescens 米国ワシントン州に分布する 子実体が黄色系 本種と異なり傘中央部が黄色を帯びる 本種と異なり傘表面に顕著な鱗片を伴うという特徴を欠く 本種と異なり担子胞子が広扁桃形ではなく類球形 本種と異なり担子胞子に発芽孔を欠く 本種と異なり傘表皮が球形の細胞からなる (北米、米国新産種) Leucocoprinus brebissonii (Godey) Locq. ナカグロヒガサタケ 【よく似た種との区別】 Lepiota atrodisca 傘の地の色が白色 傘表面に黒色の鱗片を有する 本種より子実体がしっかりとしている 本種と顕微鏡的形質が異なる Leucocoprinus heinemannii 米国ワシントン州に分布する 傘表面に黒色小型の鱗片を有する 本種と異なり温室ではなく森林にも発生する 本種と異なり傘表面の鱗片が繊維状ではなく微小な点状 本種と異なり短くて幅広い細胞を有する (その他掲載種) Leucocoprinus cepistipes (Sowerby) Pat. キヌカラカサタケ 【よく似た種との区別】 Leucocoprinus ianthinus 米国ワシントン州に分布する 本種と異なりウッドチップ、堆肥、庭園などではなく室内の鉢植えなどに発生する 本種と異なり傘表面の鱗片が小型ではなく小型~中型 本種と異なり傘表面の鱗片が淡紫褐色~紫褐色ではなく黄褐色~褐色 (その他掲載種) Leucocoprinus cretaceus (Bull.) Locq. ヒメカラカサタケ (太平洋岸北西部新産種) Leucocoprinus flavescens (Morgan) H.V. Sm. 【よく似た種との区別】 Leucocoprinus birnbaumii(コガネキヌカラカサタケ) 米国ワシントン州に分布する 子実体が黄色系 本種と異なり傘中央部が黄色を帯びない 本種と異なり傘表面に顕著な鱗片を伴う 本種と異なり担子胞子が類球形ではなく広扁桃形 本種と異なり担子胞子に発芽孔を有する 本種と異なり傘表皮が球形の細胞からなるという特徴を欠く (北米、米国新産種) Leucocoprinus heinemannii Migl. 【よく似た種との区別】 Leucocoprinus brebissonii(ナカグロヒガサタケ) 米国ワシントン州に分布する 傘表面に黒色小型の鱗片を有する 本種と異なり温室ではなく森林にも発生するという特徴を欠く 本種と異なり傘表面の鱗片が微小な点状ではなく繊維状 本種と異なり短くて幅広い細胞を欠く (その他掲載種) Leucocoprinus ianthinus (Sacc.) P. Mohr 【よく似た種との区別】 Leucocoprinus cepistipes(キヌカラカサタケ) 米国ワシントン州に分布する 本種と異なり室内の鉢植えなどではなくウッドチップ、堆肥、庭園などに発生する 本種と異なり傘表面の鱗片が小型~中型ではなく小型 本種と異なり傘表面の鱗片が黄褐色~褐色ではなく淡紫褐色~紫褐色