2015年12月17日 (仮訳)単型属のBulborrhizina属は広義のフトネゴケ属に含まれる Kirika, PM. et al., 2015. The monotypic genus Bulborrhizina belongs to Bulbothrix sensu lato (Parmeliaceae, Ascomycota). The Bryologist. Available at: http://www.bioone.org/doi/abs/10.1639/0007-2745-118.2.164 [Accessed December 16, 2015]. 【R3-02476】2015/12/16投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ mtSSU+nrLSU+ITSに基づく分子系統解析により、Bulborrhizina属の系統的位置を明らかにした。 B. africanaは旧熱帯産のフトネゴケ属「クレード2」に含まれたが、当該クレード内の系統関係は未確定であった。 Bulborrhizina属をBulbothrix属またはParmelinella属のシノニムとする措置は当面見送られた。 (その他掲載種) Bulborrhizina africana Kurok. 【よく似た種との区別】 Bulbothrix hypochraea mtSSU+nrLSU+ITSに基づく分子系統解析で近縁(同じBulbothrix属クレードIIに含まれる) mtSSU+nrLSU+ITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Hypotrachyna subg. Cetrariastrum spp. 裂片が細長い線形 本種と異なり地衣体下面が淡い藁黄色ではなく淡色、褐色、黒色など 本種と異なり仮根が塊茎状ではなく細長い mtSSU+nrLSU+ITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される