(仮訳)ブラジル、パラナ州西部産の向神経性の属、Copelandia
Silva-Filho, AGS., Seger, C. & Cortez, VG. 2018. The neurotropic genus Copelandia (Basidiomycota) in western Paraná State, Brazil. Revista Mexicana de Biodiversidad. Available at: http://www.revista.ib.unam.mx/index.php/bio/article/view/1994 [Accessed April 19, 2018].
【R3-05048】2018/4/19投稿

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3行まとめ

ブラジル、パラナ州西部の森林においてハラタケ類の調査を行い、Copelandia cyanescensi>およびC. mexicanaの2種を同定した。
前者は汎世界的に分布し、調査地においてはウシの糞に発生していた。
後者は腐朽材に単生しており、従来メキシコのみから知られていたことから南米新産種として報告された。

(その他掲載種)

Copelandia cyanescens (Berk. & Broome) Singer
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【よく似た種との区別】
Copelandia mexicana
ブラジルに分布する
側シスチジアがメチュロイドである
本種ほど子実体ががっしりとしていない
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり側シスチジアが帯黄褐色ではなく淡褐色
本種と異なり菌糸にクランプを欠く
Copelandia chlorocystis
側シスチジアがメチュロイドである
側シスチジアの頂部が濃緑色
本種と異なり糞生でない
本種と異なり担子器が4胞子性ではなく2-3胞子性
本種より担子胞子のサイズが小さい

(南米、ブラジル新産種)

Copelandia mexicana Guzmán
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【よく似た種との区別】
Copelandia cyanescens
ブラジルに分布する
側シスチジアがメチュロイドである
本種より子実体ががっしりとしている
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり側シスチジアが淡褐色ではなく帯黄褐色
本種と異なり菌糸にクランプを有する
Copelandia tropica
糞生でない
担子胞子のサイズが小型
菌糸にクランプを欠く
本種と異なりメキシコおよびブラジルではなくインドなどに分布する
本種より傘のサイズが大きい
本種より柄が長い
本種と異なり柄が頂部で帯黄白色~帯黄灰色、基部が帯褐灰色なのではなく白色
本種と異なり傘シスチジアを欠く
Copelandia affinis
腐朽材に発生することがある
本種と異なりメキシコおよびブラジルではなくパプアニューギニアなどに分布する
本種より傘のサイズが大きい
本種と異なり傘表面の中央部周辺が明瞭な皺状
本種より担子胞子が長い
本種より縁シスチジアのサイズが大きい
本種と異なり菌糸にクランプを有する