2022年5月29日 （仮訳）Peniophorella praetermissa複合種 Hallenberg, N. et al., 2007. The Peniophorella praetermissa species complex (Basidiomycota). Mycological Research. Available at: https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S095375620700216X [Accessed May 29, 2022] 【R3-09551】2022/5/29投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ Peniophorella praetermissa複合種を対象に分子系統解析を実施した。 その結果、本複合種において3つの主要なクレードが認められ、それらはさらに十分に支持されたサブクレードに分割された。 そのうち両半球にまたがって最も広範に分布する1系統に対して新組み合わせP. pertenuisを提唱した。 Russia, Krasnodar, Mostovskoj, Umpyr （新組み合わせ） Peniophorella pertenuis (P. Karsten) Hallenberg & R.H. Nilsson 旧名：Corticium pertenue P. Karst. ※本種のエピタイプ標本を指定した。 【よく似た種との区別】 Peniophorella praetermissa 北半球に広範に分布する 形態的に識別困難なほど類似している（同種と見なされていた） ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり南半球における分布が知られていない ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Finland: Western Finland, Pyhä-Häkki National Park （その他掲載種） Peniophorella praetermissa (P. Karsten) K.H. Larsson ※本種のエピタイプ標本を指定した。 【よく似た種との区別】 Peniophorella pertenuis 北半球に広範に分布する 形態的に識別困難なほど類似している（同種と見なされていた） ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり南半球における分布が知られている ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される