(仮訳)ウクライナにおける稀産種Flammulina ononidisの2番目の記録
Prydiuk, MP. & Fedorova, KI. 2023. The second record of a rare fungus Flammulina ononidis (Physalacriaceae) in Ukraine. Ukrainian Botanical Journal. Available at: https://doi.org/10.15407/ukrbotj80.05.431 [Accessed November 30, 2023] 【R3-11201】2023/11/30投稿

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3行まとめ

ウクライナの牧草地からFlammulina ononidisを報告した。
本記録はウクライナから50年以上ぶりとなる2番目の記録となった。
以前の記録はヘルソン州からのものであり、今回のザカルパッチャ州は新たな産地となった。

(ザカルパッチャ州新産種)

Flammulina ononidis Arnolds
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【よく似た種との区別】
Flammulina cephalariae
ヨーロッパに分布する
宿主の根から生じる
半自然の草原に生息する
担子胞子が大型である
本種と異なりOnonis属ではなくCephalaria属植物に生じる
本種より担子胞子が長い
Flammulina rossica
担子胞子の形態がかなり類似している
担子胞子が大型である
本種と異なり材生息菌である
本種と異なり”ixohyphidia”の末端細胞が微突形ではなく中央部または末端が顕著な球形に膨大し、1-3つの小結節または短い分枝を側生する
Flammulina elastica
担子胞子の長さが類似している
本種より担子胞子の幅が顕著に狭い