(仮訳)Tetrapyrgos属およびCampanella属の基準種を再記載およびエピタイプ指定した
Desjardin, DE. et al., 2017. The type species of Tetrapyrgos and Campanella (Basidiomycota, Agaricales) are redescribed and epitypified. Mycosphere. Available at: http://www.mycosphere.org/pdf/Mycosphere_8_8_1%20.pdf [Accessed May 28, 2018].
【R3-05167】2018/5/29投稿

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3行まとめ

Tetrapyrgos属の基準種T. atrocyaneaCampanella属の基準種C. buettneriの2種を検討した。
近年採集された標本(それぞれマダガスカル産、プリンシペ産)を基に記載文を掲載し、それらをエピタイプ標本に指定した。
両種のタイプ標本のITS、nrLSUの塩基配列を決定し、BLAST検索などを行った。
Madagascar, Region Analamanga, Antananarivo, Parc Botanique de Zoologique, near the garden of Crops Wild and Relatives

(その他掲載種)

Tetrapyrgos atrocyanea (Métrod) E. Horak
※本種のエピタイプ標本を指定した。
mycobank_logoSpecies_Fungorum

Africa, Príncipe island, Bom Bom resort area

(その他掲載種)

Campanella buettneri Henn.
※本種のエピタイプ標本を指定した。
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Campanella alba
ITS領域の塩基配列が類似している
本種と異なりアフリカおよびハワイではなくキューバなど新熱帯に広く分布する
本種と異なり担子胞子の側面にバルジを有する
本種より子実層シスチジアの幅が狭い
本種と異なり子実層シスチジアが紡錘状便腹形ではなく狭円筒形で偽頭状~頭状