(仮訳)Lecanicillium複合属のテレオモルフの新種、Torrubiella piperis
Bischoff, JF. & White, JF. Jr. 2004. Torrubiella piperis sp. nov. (Clavicipitaceae, Hypocreales), a new teleomorph of the Lecanicillium complex. Studies in Mycology. Available at: https://studiesinmycology.org/sim/Sim50/010-Torrubiella_piperis_sp._nov._(Clavicipitaceae,_Hypocreales),_a_new_teleomorph_of_the_Lecanicillium_complex.pdf [Accessed June 18, 2022] 【R3-09611】2022/6/18投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

パナマにおいてコショウ属植物に付着したカイガラムシに発生した菌を検討し、Torrubiella piperisとして新種記載した。
本種は宿主よりもずっと大きな子座を形成し、子嚢殻が埋生し黄色~橙色で、Verticillium様アナモルフを形成することなどで特徴づけられた。
本種は分子系統解析ではLecanicillium属アナモルフを有する分類群と同一の系統に含まれた。
Panama, Barro Colorado Island, Lutz Creek

(新種)

Torrubiella piperis J.F. Bischoff & J.F. White
語源…コショウ属の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Lecanicillium muscarium
本種とITSおよび5.8S領域の塩基配列が異なる
Torrubiella confragosa
本種と異なりコショウ属ではなくコーヒーノキ属植物から採集される
本種と異なり真の子座を欠く
本種と異なり子嚢殻が埋生するのではなく表在性
本種より子嚢殻のサイズが大きい