(仮訳)Trichoderma indica:インド、西ガーツ山脈産のLongibrachiatumクレードの1新種
Lagashetti, A., Singh, S. & Singh, PN. 2023. Trichoderma indica: a new species in the Longibrachiatum clade from Western Ghats, India. Turkish Journal of Botany. Available at: https://journals.tubitak.gov.tr/botany/vol47/iss6/10/ [Accessed December 9, 2023] 【R3-11227】2023/12/9投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

インド、マハーラーシュトラ州において土壌から分離された菌を検討し、Trichoderma indicaとして新種記載した。
本種は分子系統解析でLongibrachiatumクレードに含まれ、近縁種よりフィアライドが長く、分生子が短かった。
本種はtef1-α+rpb2に基づく分子系統解析で独自の系統を形成し、フィアライドや分生子のサイズや形状も近縁種と異なっていた。
India, Maharashtra, Pune, Bhamburda, Vetal Hill

(新種)

Trichoderma indica A.C. Lagashetti, S.K. Singh, & P.N. Singh
語源…インドの
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Trichoderma longibrachiatum
tef1-α+rpb2に基づく分子系統解析で近縁
本種よりフィアライドが短い
本種より分生子が顕著に長い
tef1-α+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Trichoderma bissettii
tef1-α+rpb2に基づく分子系統解析で近縁
本種よりフィアライドの最大長が短い
本種より分生子が顕著に長い
tef1-α+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Trichoderma awajun
tef1-α+rpb2に基づく分子系統解析で近縁
本種よりフィアライドが短い
本種よりフィアライドの幅が広い
tef1-α+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Trichoderma xanthum
tef1-α+rpb2に基づく分子系統解析で近縁
本種よりフィアライドの最大長が短い
本種より分生子のサイズが大きい
tef1-α+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Trichoderma pinnatum
分生子のサイズの範囲が重なる
tef1-α+rpb2に基づく分子系統解析で近縁
本種よりフィアライドの最大長が短い
tef1-α+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Trichoderma aethiopicum
tef1-α+rpb2に基づく分子系統解析で近縁
本種よりフィアライドの最大長が短い
tef1-α+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される