(仮訳)Tricholosporum goniospermum:遺伝的多様性およびキシメジ亜目(旧トリコロマトイドクレード)との系統関係
Angelini, P. et al., 2018. Tricholosporum goniospermum, genetic diversity and phylogenetic relationship with the Tricholomatineae [formerly tricholomatoid clade]. Sydowia. Available at: http://www.sydowia.at/syd69/T2-Rubini.htm [Accessed October 17, 2018].
【R3-05590】2018/10/17投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

イタリア中部産のTricholosporum goniospermumについて、形態学的検討および分子系統解析を実施した。
ITS領域の塩基配列多型から、イタリア中部の集団が北部と遺伝的に異なることが示された。
分子系統解析により、Tricholosporum属がキシメジ亜目クレードにおいて孤立した位置にあり、キシメジ科との類縁性は薄いことなどが示された。

(その他掲載種)

Tricholosporum goniospermum (Bres.) Guzmán
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Tricholosporum subporphyrophyllum
担子胞子のサイズが類似している
本種と傘のサイズが異なる
本種と柄のサイズが異なる
Tricholosporum subgoniospermum
ヨーロッパに分布する
担子胞子のサイズが類似している
本種と異なり子実体が触れると鮮やかに黄変する
Tricholosporum pseudosordidum
担子胞子のサイズが類似している
本種と傘の色が異なる