2022年6月18日 (仮訳)インド産のさび菌2新種 Kavale, TR. 2021. Two New Rust Species records from India. International Journal of Creative Research Thoughts. Available at: https://ijcrt.org/papers/IJCRT2111027.pdf [Accessed June 18, 2022] 【R3-09612】2022/6/18投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、マハーラーシュトラ州からさび菌のAecidium merremiae-umbellataeとColeosporium wahlenbergiae-marginataeを新種記載した。 前者はツタノハヒルガオ属のMerremia umbellata、後者はヒナギキョウをそれぞれ宿主としていた。 前者は葉の下面にさび胞子堆が生じ、膨大または過形成斑と不規則な同心円状の壊死斑をあらわすことで特徴づけられた。 Chitri Riverbank, Ajara, Kolhapur (M. S.) (新種) Aecidium merremiae-umbellatae ※2022年6月18日現在、本種はMycoBank/Species fungorumに登録されていない。 Hiranyakeshi Riverbank, Ajara, Kolhapur (M. S.) (新種) Coleosporium wahlenbergiae-marginatae ※2022年6月18日現在、本種はMycoBank/Species fungorumに登録されていない。 【よく似た種との区別】 Coleosporium lycopi アジアに分布する 同じヒナギキョウを宿主とする 本種と異なりインドではなく日本などに分布する 本種と異なりツリガネニンジン属植物などが宿主として知られている 本種と病徴が異なる 本種より”aecioid urediniospore”のサイズが大きい 本種より後担子器のサイズが小さい 本種と異なり後担子器に隔壁を有するという特徴を欠く