2019年7月17日 (仮訳)Mycena phaeophyllaのタイプスタディによりM. clavataと同種であることが明らかになった Ronikier, A. & Aronsen, A. 2007. Type study of Mycena phaeophylla reveals its conspecificity with M. clavata. Mycologia. Available at: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18333516 [Accessed July 17, 2019] 【R3-06409】2019/7/17投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Mycena phaeophyllaについて、タイプ標本を含む複数の標本を検討し、本種がM. clavataと同種であることを示した。 M. phaeophyllaのレクトタイプ標本を指定した。 Omphaliariae亜節の検索表を掲載した。 (その他掲載種) Mycena clavata (Peck) Redhead ※本種のシノニムであるMycena phaeophyllaのレクトタイプ標本を指定した。 【よく似た種との区別】 Mycena speirea 同じOmphaliariae亜節に含まれる 同一の基質から生じる 形態的に類似している(同種とされたことがある) 襞が褐色 襞が弓状垂生する 担子胞子が非アミロイド 本種より担子胞子のQ値平均が大きい 本種と異なり担子胞子が類球形~広楕円形ではなく扁桃形~楕円形 本種と異なり縁シスチジアが瓶形~紡錘形で頸部が分枝しないかまたは分枝するのではなく、ほとんどの場合類円筒形 本種より傘表皮の菌糸が分枝する 本種と異なり傘表皮に傘シスチジア類似の毛を有する 本種と異なり傘下表皮の色素が結晶をなすのではなく細胞内に含まれる Mycena alba 本種と異なり縁シスチジアが瓶形~紡錘形で頸部が分枝しないかまたは分枝するのではなく、棍棒形~類円筒形 本種と異なり傘表皮の突起が円筒形ではなく膨大する 本種と異なり傘下表皮の色素が結晶をなすのではなく細胞内に含まれる