2016年1月9日 (仮訳)Thelephora pavoniaのタイプ指定および新組み合わせCora ciferriiの再記載 Lücking, R., Grall, A. & Thues, H., 2014. Typification of Thelephora pavonia Sw. and reinstatement of Cora ciferrii (Tomas.) comb. nov. The Lichenologist. Available at: http://journals.cambridge.org/abstract_S0024282914000401 [Accessed January 9, 2016]. 【R3-02546】2016/01/09投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Cora pavoniaのタイプ標本に少なくとも2つの採集地の異なる種が混在していることが明らかになった。 再検討の結果、新組み合わせC. ciferriiを提唱した。 またC. pavoniaとC. ciferriiの相違点などをまとめた。 (その他掲載種) Cora pavonia (Sw.) Fr. 【よく似た種との区別】 Cora aspera 本種と地衣体の分枝パターンが異なる 本種と地衣体表面の構造が異なる Cora ciferrii 本種と異なりジャマイカではなく中米および南米に分布する 本種と異なり植物体上ではなくコケの生えた土壌に生じる 本種と異なり裂片が盛んに分枝するのではなくほとんど分枝しない 本種と異なり地衣体表面が浅く波打つのではなく強く波打つ (新組み合わせ) Cora ciferrii (Tomas.) Lücking, Grall & Thüs 旧名:Wainiocora ciferrii Tomas. 【よく似た種との区別】 Cora pavonia 本種と異なり中米および南米ではなくジャマイカに分布する 本種と異なりコケの生えた土壌ではなく植物体上に生じる 本種と異なり裂片がほとんど分枝しないのではなく盛んに分枝する 本種と異なり地衣体表面が強く波打つのではなく浅く波打つ