(仮訳)新組み合わせUmbilicaria rhizinata
Krzewicka, B. 2010. Umbilicaria rhizinata comb. nov. (lichenized Ascomycota). The Lichenologist. Available at: https://www.cambridge.org/core/journals/lichenologist/article/abs/umbilicaria-rhizinata-comb-nov-lichenized-ascomycota/463CB2BD82C9AC101D4C288D02F3B644 [Accessed June 27, 2023] 【R3-10734】2023/6/27投稿

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3行まとめ

Umbilicaria decussata var. rhizinataを種のレベルに昇格させた。
この措置は本種と旧基本種で仮根の有無や粉子の隔壁数に違いがあることに基づくものであった。
本種はヒマラヤ山脈に分布するほか、キリマンジャロやアンデス山脈からも知られており、世界でも最も標高の高い山岳地帯に分布する種であった。

(新組み合わせ)

Umbilicaria rhizinata (Frey & Poelt) Krzew.
旧名:Umbilicaria decussata var. rhizinata
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Umbilicaria decussata(ネナシイワタケ)
本種と異なり地衣体下面が完全に煤黒色である
本種と異なり偽根を有するのではなく欠く
本種と異なり粉子の細胞数が通常3または4で時に1または2なのではなく主に1、時に2である
Umbilicaria krascheninnikovii
地衣体上面の形態が類似している
本種と異なり地衣体下面が淡いクリーム色である
本種と異なり偽根を有するのではなく欠く
本種と異なり粉子を有するのではなく欠く
Umbilicaria formosana
偽根を有する
粉子を有する
本種と異なり粉子のサイズがごく小型である
本種と異なり粉子の細胞数が通常3または4で時に1または2なのではなく1である、