2019年12月17日 (仮訳)中国雲南省においてタケに生じたVamsapriya属新種、Vamsapriya yunnana Jiang, H-B. et al., 2018. Vamsapriya yunnana, a new species of Vamsapriya (Xylariaceae, Xylariales) associated with bamboo from Yunnan, China. Phytotaxa. Available at: https://www.biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.356.1.5 [Accessed December 17, 2019] 【R3-06869】2019/12/17投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国雲南省において枯れたタケに発生した菌を検討し、Vamsapriya yunnanaとして新種記載した。 本種はシンネマを生じ、分生子が褐色~暗褐色紡錘形で4-9隔壁を有し、頂部に付属糸類似の領域を有することなどで特徴づけられた。 本報告によりVamsapriya属の種数は7に増加した。 中国雲南省紅河ハニ族イ族自治州屏辺ミャオ族自治県団坡Reservoir付近 (新種) Vamsapriya yunnana H.B. Jiang, Phookamsak & K.D. Hyde 語源…雲南の 【よく似た種との区別】 Vamsapriya khunkonensis 腐生菌である 枯れたタケに発生する 分生子形成様式が内生出芽型およびモノトレト型 分生子が稀に鎖生する 分生子が褐色~暗褐色 分生子が紡錘形 分生子の隔壁数が成熟時最大5 ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種よりシンネマが長い 本種よりシンネマ頂部の稔性領域の幅が狭い 本種より分生子形成細胞の最大長が長い 本種より分生子形成細胞の幅が狭い 本種より分生子のサイズが小さい ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される