2021年12月11日 (仮訳)中国産の新種Vanakripa chinensisおよび当該属について Zhang, K. et al., 2021. Vanakripa chinensis sp. nov. from China and notes on the genus. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2021/00000136/00000003/art00002 [Accessed December 11, 2021] 【R3-09044】2021/12/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国雲南省において広葉樹の腐朽枝に生じた菌を検討し、Vanakripa chinensisとして新種記載した。 本種はスポロドキアを形成し、分生子柄が円筒形で時に退化的であり、分生子が褐色倒卵状単細胞であることなどで特徴づけられた。 本属菌の検索表を掲載した。 中国雲南省西双版納熱帯植物園 (新種) Vanakripa chinensis K. Zhang, W.H. Guo, R.F. Castañeda, D.W. Li 語源…中国産の 【よく似た種との区別】 Vanakripa fasciata 分生子に暗色の点をあらわす 分生子が単細胞 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が暗褐色 本種と異なり分生子が狭倒卵状ではなく楕円形 本種と異なり分生子の中央部に黒色の横方向の帯をあらわす Vanakripa rhizophorae 分生子が褐色~黒色 分生子が単細胞 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が一様に倒卵状なのではなく球形、卵状~楕円形など様々な形状をとる 本種と異なり分生子に暗色の点を表すという特徴を欠く Vanakripa parva 分生子基部が截断状 分生子が単細胞 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子が褐色~黒色ではなく褐色~暗褐色 本種と異なり分生子が倒卵状ではなく卵状または紡錘形