2016年4月25日 （仮訳）天然基質から分離された2種の酵母、新種Wickerhamiella slavikovaeおよび新種Wickerhamiella goesii Hagler, AN. et al., 2013. Wickerhamiella slavikovae sp. nov. and Wickerhamiella goesii sp. nov., two yeast species isolated from natural substrates. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. … Available at: http://ijs.microbiologyresearch.org/content/journal/ijsem/10.1099/ijs.0.051953-0 [Accessed April 24, 2016]. 【R3-02865】2016/04/25投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ ブラジルにおいて淡水とサトウキビの葉および根圏から、台湾においてWedelia bifloraの葉から、それぞれ分離された酵母を検討した。 新種Wickerhamiella slavikovaeおよびW. goesiii>の2新種を記載した。 両種はともに子嚢を形成せず、近縁種とはD1/D2領域の塩基配列や資化試験の結果などで区別された。 Rio de Janeiro, Brazil （新種） Wickerhamiella slavikovae A. N. Hagler, J. R. A. Ribeiro, T. Pinotti, L. R. Brandão, C.-F. Lee, C.-W. Hsieh, M.-A. Lachance & C. A. Rosa 語源…酵母分類学者、生態学者のElena Sláviková教授に献名 【よく似た種との区別】 Candida sorbophila D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりD-マンニトールおよびD-グルシトールを資化可能 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される（56塩基の置換、19塩基のギャップ） Rio de Janeiro, Brazil （新種） Wickerhamiella goesii A. N. Hagler, J. R. A. Ribeiro, T. Pinotti, L. R. Brandão, M.-A. Lachance & C. A. Rosa 語源…微生物学者のPaulo de Goes教授に献名 【よく似た種との区別】 Candida drosophilae D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりマルトース、スクロース、トレハロース、メレジトース、およびリビトールを資化不能 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される（54塩基の置換、9塩基のギャップ）