(仮訳)Xeromphalina brunneola:ヨーロッパへの菌類相への追加
Antonin, V. 2000. Xeromphalina brunneola (Tricholomataceae), a new member of the European mycoflora. Czech Mycology. Available at: http://www.czechmycology.org/_cm/CM52306.pdf [Accessed January 21, 2023] 【R3-10263】2023/1/21投稿

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3行まとめ

北米から記載されたXeromphalina brunneolaをヨーロッパ新産種として報告した。
本種はヨーロッパではオーストリア、フィンランド、イタリア、ノルウェー、およびスウェーデンの5ヶ国で記録された。
そのうちオーストリアとイタリアのアルプス山脈で採集された標本は担子胞子が小型である点のみが異なっていた。

(ヨーロッパ、オーストリア、フィンランド、イタリア、ノルウェー、スウェーデン新産種)

Xeromphalina brunneola O.K. Mill.
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【よく似た種との区別】
Xeromphalina campanella(ヒメカバイロタケ)
本種より子実体が明色である
本種と異なり子実体に不快な味があるという特徴を欠く
本種より担子胞子のサイズが顕著に大きい
本種と担子胞子の形状が異なる
本種と異なり傘表皮がKOHで帯赤褐色でない
本種と異なり柄頂部表皮がKOHで帯赤褐色でない
本種と異なり柄シスチジアが有色でない
本種と組織に厚壁の菌糸が含まれるかどうかが異なる