(仮訳)ブラジル北東部の半乾燥地域で見出された興味深い新属Zelodactylaria
Cruz, ACR. et al., 2012. Zelodactylaria, an interesting new genus from semi-arid northeast Brazil. Mycotaxon. …. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2012/00000119/00000001/art00026 [Accessed September 22, 2014].
【R3-01123】2014/09/24投稿

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3行まとめ

ブラジル北東部の半乾燥地域で枯死した植物基質上に発生する微小菌類の調査を行い、新属新種Zelodactylaria verticillataを記載した。
本種は褐色で輪生状分枝を伴う分化分生子柄を形成し、分生子形成細胞が顕著なシンポジオ状伸長を示した。
分生子形成細胞には長円筒形の小歯を伴い、分生子は単生し、無色倒卵形~棍棒形、0-1隔壁を有していた。
Brazil, Bahia, Senhor do Bonfim, Serra da Maravilha

(新種)

Zelodactylaria verticillata A.C. Cruz, Gusmão & R.F. Castañeda
語源…(属名)Dactylaria属に似た/(種小名)輪生の(分生子柄の分枝から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Dactylaria spp.
分生子形成様式が類似している
本種と異なり分生子柄が輪生状に分枝しない
Calcarisporium spp.
分生子形成様式が類似している
分生子形成細胞がシンポジオ状に伸長する
分生子形成細胞が輪生状に配列する
本種と異なり分生子形成部位が各々の分枝の頂部に位置する
Pleurophragmium spp.
分生子形成様式が類似している
Selenosporella spp.
分生子柄が輪生状に分枝する
分生子形成様式が類似している
分生子形成細胞に小歯を伴う
本種と異なり分生子が倒卵形~棍棒形ではなく糸状~鎌形
本種と異なり分生子の隔壁数が(0-)1ではなく0
Selenosporopsis elegans
分生子柄が輪生状に分枝する
分生子形成様式が類似している
分生子形成細胞に小歯を伴う
本種と異なり分生子が倒卵形~棍棒形ではなく糸状~鎌形
本種と異なり分生子の隔壁数が(0-)1ではなく0
Tritirachium spp.
分生子形成様式が類似している
分生子形成細胞がシンポジオ状に伸長する
分生子形成細胞が輪生状に配列する
本種と異なり長い膝折状軸を形成する
本種と異なり分生子形成部位が短円筒形の小歯状ではなく不明瞭な痕跡状
Umbellidion spp.
分生子形成様式が類似している
本種と異なり分生子形成細胞が散形に配列する
本種と異なり分生子形成部位が分生子形成細胞の頂部に限って分布する
本種と異なり分生子形成部位が短円筒形ではなく不明瞭な小歯状
本種と異なり分生子の隔壁数が(0-)1ではなく0