2014年6月20日 (仮訳)新熱帯のシダ植物Pleopeltis astrolepisに発生したInocyclus属新種 Guatimosim, EG., Schwartsburd, PB. & Barreto, RW., 2013. A new Inocyclus species (Parmulariaceae) on the neotropical fern Pleopeltis astrolepis. IMA Fungus. Available at: http://www.imafungus.org/Issue/51/16.pdf [Accessed June 19, 2014]. 【R3-00825】2014/06/20投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジルでPleopeltis astrolepisの葉に病害を起こした菌を検討し、Inocyclus angularisとして新種記載した。 Polycyclus、Inocyclus属の区別は現状やや曖昧だが、子実層のゲルが強いアミロイド性を示したことを根拠に本種を後者に置いた。 本種は全世界でノキシノブ属のシダから記録された初の病原菌となった。 Mury, Nova Friburgo – Rio de Janeiro, Brasil (新種) Inocyclus angularis Guatimosim & R.W. Barreto 語源…角張った(発芽管の形状から) 【よく似た種との区別】 Inocyclus discoideus ウラボシ科のシダを宿主とする 本種と異なりブラジルではなくインドネシア・フィリピンに分布する 本種と異なりノキシノブ属ではなくエゾデンダ属のシダを宿主とする 本種と異なり葉の両面ではなく下面のみに子嚢果を生じる 本種と異なり子嚢胞子に無色の細胞が混じらず全て有色 本種と異なり子嚢胞子が粗面ではなく平滑