(仮訳)カスミカメムシ科のCollaria oleosaから分離された担子菌酵母の新属新種Microbotryozyma collariae
Suh, S-O. et al., 2012. Microbotryozyma collariae gen. nov., sp. nov., a basidiomycetous yeast isolated from a plant bug Collaria oleosa (Miridae). Antonie van Leeuwenhoek. Available at: http://link.springer.com/article/10.1007/s10482-012-9717-z [Accessed July 7, 2014].
【R3-00883】2014/07/07投稿

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3行まとめ

コスタリカにおいてCollaria oleosaの腸からトリパノソーマとともに分離された担子菌酵母の2菌株を検討した。
分子系統解析、資化試験などの結果を基に、この酵母を新属新種Microbotryozyma collariaeとして記載した。
本種はUstilentyloma科クレードの内部で独自の系統を形成した。
Braulio Carrillo National Park, Costa Rica

(新種)

Microbotryozyma collariae Suh, Maslov, Molestina et Zhou
語源…Microbotryum属に似た酵母/Collaria属の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Rhodotorula hordea
コロニーが帯黄クリーム色
ITS+D1/D2、ITS、D1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり昆虫の腸ではなく葉面から分離される
本種と異なりD-ガラクトース、D-リボース、水溶性デンプン、リビトール、クエン酸、キナ酸を資化可能
ITS+D1/D2、ITS、D1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される