(仮訳)好中球減少症の宿主における血管侵襲性真菌感染の原因菌としてのWesterdykella dispersaの初報告
Sue, PK. et al., 2014. First Report of Westerdykella dispersa as a Cause of an Angioinvasive Fungal Infection in a Neutropenic Host. Journal of clinical. Available at: http://jcm.asm.org/content/52/12/4407.short [Accessed July 4, 2016].
【R3-03076】2016/07/04投稿

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3行まとめ

Westerdykella dispersaによる血管侵襲性感染を受けた免疫不全の12歳男児の症例を、本種のヒトへの初の感染例として報告した。
抗真菌薬による治療、デブリードマン、および顆粒球の注入などにより良好な転帰を得た。
臨床検体から分離された本種は37°Cで生育可能であり、培養下で閉子嚢殻および分生子殻の両方を形成した。

(その他掲載種)

Westerdykella dispersa (Clum) Cejp & Milko
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Westerdykella reniformis
本種と異なりヒトへの感染が知られていない
本種と異なり子嚢胞子が円筒形~僅かに腎臓形ではなく中央に顕著な溝を有する腎臓形