(仮訳)インド、ウッタル・プラデーシュ州北東部産のZasmidium属2新種
Singh, R. et al., 2014. Two new species of Zasmidium from northeastern Uttar Pradesh, India. Nova Hedwigia. Available at: https://doi.org/10.1127/0029-5035/2013/0137 [Accessed November 6, 2018] 【R3-05649】2018/11/6投稿

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3行まとめ

インド、ウッタル・プラデーシュ州の亜熱帯林で採集された2種のアナモルフ菌を検討し、それぞれZasmidium dioscorinumZ. robustumとして新種記載した。
前者はDioscorea oppositifolia、後者はサクラ属の一種の生葉にそれぞれ病斑を生じていた。
両種は近縁な植物を宿主とする種とは分生子柄や分生子のサイズ、隔壁数などが異なっていた。
Bansi, Siddharthnagar, U.P., India

(新種)

Zasmidium dioscorinum Archana Singh, R.Singh, Sham. Kumar, Upadhyaya & R.F.Castañeda
語源…ヤマノイモ属の
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【よく似た種との区別】
Zasmidium dioscoreicola
同じヤマノイモ属植物を宿主とする
本種より多くの分生子柄が束状をなす
本種より分生子柄がずっと短い
本種より分生子柄の幅が広い
本種と異なり分生子柄が分枝することがある
本種と異なり分生子柄の隔壁数が2-7ではなく0-3
本種より分生子がずっと長い
本種と異なり分生子の隔壁数が1-3ではなく3-9
Kusumhi Forest, Gorakhpur, U.P., India

(新種)

Zasmidium robustum Archana Singh, R.Singh, Sham. Kumar, Upadhyaya & R.F.Castañeda
語源…がっしりとした
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【よく似た種との区別】
Zasmidium eriolobi
同じバラ科植物を宿主とする
本種より分生子柄がずっと長い
本種より分生子がずっと短い
本種と異なり分生子の隔壁数が0-30ではなく0-3
Stenella anomoconis
本種と異なりサクラ属植物が宿主として知られていない
本種より分生子柄が長い
本種より分生子柄の幅がずっと狭い
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の隔壁数が0-30ではなく1-5
Stenella persicae
本種と異なりサクラ属植物が宿主として知られていない
本種より分生子柄が短い
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の隔壁数が0-30ではなく0-3
Stenella prinsepiae
同じバラ科植物を宿主とする
本種と異なりサクラ属植物が宿主として知られていない
本種より分生子柄が短い
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子の隔壁数が0-30ではなく5-15