(仮訳)北米産の新種、Cintractia bulbostylidicola
Piątek, M. & Vánky, K. 2007. Cintractia bulbostylidicola sp. nov. (Ustilaginomycotina) from North America. Nova Hedwigia. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/schweiz/novh/2007/00000085/f0020001/art00012;jsessionid=189b5jiob7kcf.x-ic-live-03 [Accessed October 13, 2019] 【R3-06672】2019/10/13投稿

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3行まとめ

米国アリゾナ州においてBulbostylis capillarisに感染した黒穂菌の一種を検討し、Cintractia bulbostylidicolaとして新種記載した。
本種は花序の通常全ての花に不明瞭な胞子堆を生じ、黒穂胞子表面がSEM下で網目状~小疣状であることなどで特徴づけられた。
Cintractia属菌の形質比較表およびハタガヤ属植物を宿主とする黒穂菌の検索表を掲載した。
USA, Arizona, Santa Catalina Mts

(新種)

Cintractia bulbostylidicola Piatek & Vánky
語源…ハタガヤ属に生息する
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Cintractia bulbostylidis
同じハタガヤ属植物を宿主とする
黒穂胞子が単生する
本種と異なり米国ではなくオーストラリアなどに分布する
本種と異なりBulbostylis capillarisではなくB. barbataなどを宿主とする
本種より黒穂胞子のサイズが小さい
本種と異なり黒穂胞子表面が微細な網目状~小疣状ではなく微細かつ規則的な網目状
Cintractia eleocharidis
同じハタガヤ属植物を宿主とする
黒穂胞子のサイズの範囲が重なる
黒穂胞子が単生する
本種と異なり米国ではなくインドなどに分布する
本種と異なり黒穂胞子がしばしば涙形で先端が尖るかやや尖る
本種と異なり黒穂胞子表面が微細な網目状~小疣状ではなく顕著な小刺状~疣状で完全または不完全な不規則な網目状をなす