2020年5月14日 (仮訳)中国産の形態形質および系統解析により証拠づけられた新種Heteroradulum yunnanensis Guan, Q-X. et al., 2020. Heteroradulum yunnanensis sp. nov. (Auriculariales, Basidiomycota) evidenced by morphological characters and phylogenetic analyses in China. Phytotaxa. Available at: https://www.biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.437.2.1 [Accessed May 14, 2020] 【R3-07315】2020/5/14投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国雲南省で採集された白色腐朽菌の一種を検討し、Heteroradulum yunnanensisとして新種記載した。 本種は子実体が一年生で背着生、子実層面が歯牙状、担子胞子が無色円筒形薄壁、1菌糸型でクランプを有することなどで特徴づけられた。 本種に類似する4種の同属他種との形質比較表を掲載した。 中国雲南省玉渓市新平イ族タイ族自治県金山森林公園 (新種) Heteroradulum yunnanensis C.L. Zhao 語源…雲南産の 【よく似た種との区別】 Heteroradulum adnatum 子実体が一年生 子実層面が白色 菌糸構成が1菌糸型 本種より担子器が短い 本種より担子胞子が短い 本種よりシスチジアのサイズが大きい Heteroradulum deglubens 担子器のサイズの範囲が重なる 菌糸構成が1菌糸型 本種と異なり子実体が一年生ではなく一年生または多年生 本種と異なり子実層面が白色ではなく帯灰桃色 本種より担子胞子が短い 本種よりシスチジアが長い Heteroradulum kmetii 担子器のサイズの範囲が重なる 本種と異なり子実体が一年生ではなく多年生 本種と異なり子実層面が白色ではなく帯桃灰色 本種より担子胞子の幅が広い 本種よりシスチジアのサイズが大きい 本種と異なり菌糸構成が1菌糸型ではなく2菌糸型 Heteroradulum spinulosum 子実体が一年生 本種と異なり子実層面が白色ではなく黄褐色~帯桃灰色 本種より担子器が短い 本種と異なり菌糸構成が1菌糸型ではなく2菌糸型 本種より担子胞子が短い 本種よりシスチジアのサイズが大きい