2020年12月14日 (仮訳)Pinus pineaの新興の病原菌である新種Pestalotiopsis pini Silva, AC. et al., 2020. Pestalotiopsis pini sp. nov., an Emerging Pathogen on Stone Pine (Pinus pinea L.). Forests. Available at: https://www.mdpi.com/1999-4907/11/8/805 [Accessed December 14, 2020] 【R3-07959】2020/12/14投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ポルトガルの植林地および都市部においてPinus pineaに関連する病原菌を検討した。 5種のPestalotiopsis属菌を分離し、そのうち一種をP. piniとして新種記載し、接種試験で病原性を確かめた。 また、P. australisをヨーロッパおよび針葉樹から初めて報告したほか、2種をポルトガルおよびマツ属樹木から初めて報告した。 Portugal, Lisbon (新種) Pestalotiopsis pini A.C. Silva, E. Diogo & H. Bragança 語源…マツ属の 【よく似た種との区別】 Pestalotiopsis clavata 分生子のサイズが類似している ITS+TUB+TEFに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりポルトガル、チリ、米国ではなく中国などに分布する 本種と異なりマツ属ではなくツゲ属植物などを宿主とする 本種と異なり分生子の付属糸の数が3-4ではなく2-3 ITS+TUB+TEFに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pestalotiopsis lushanensis 分生子のサイズが類似している ITS+TUB+TEFに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりポルトガル、チリ、米国ではなく中国などに分布する 本種と異なりマツ属ではなくツバキ属植物などを宿主とする 本種と異なり分生子の付属糸の数が3-4ではなく2-3 ITS+TUB+TEFに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (ヨーロッパ、ポルトガル新産種) Pestalotiopsis australis Maharachch., K.D. Hyde & Crous (ポルトガル新産種) Pestalotiopsis hollandica Maharachch., K.D. Hyde & Crous (ポルトガル新産種) Pestalotiopsis biciliata Maharachch., K.D. Hyde & Crous