(仮訳)Ramalina lacera (With.) J. R. Laundonの分布域拡大:南米東部からの初記録
Gumboski, EL., Eliasaro, S. & da Silveira, RMB. 2014. Extending the distribution of Ramalina lacera (With.) J. R. Laundon (Ramalinaceae, lichen forming Ascomycota): First record from eastern South America. Check List. Available at: http://www.checklist.org.br/getpdf?NGD095-13 [Accessed July 12, 2014].
【R3-00899】2014/07/13投稿

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3行まとめ

25番目のブラジル産カラタチゴケ属地衣として、Ramalina laceraをブラジル、リオグランデ・ド・スル州から初めて報告した。
本種はヨーロッパ、アジア西部、アフリカ、北米南西部、中米、チリ北部における分布が知られていたが、南米東部では知られていなかった。
ブラジル産の本種は標高210-350 mの岩上に生息し、樹皮上には見出されなかった。

(ブラジル新産種)

Ramalina lacera (With.) J. R. Laundon
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Ramalina mollis
生態が非常に類似している
形態が非常に類似している
顕微鏡的形質が同一
地衣成分が非常に類似している
本種と異なり汎世界的ではなくカナリア諸島およびスペインでのみ知られている
本種と異なり子器が稀ではなく普通に見られる
本種と異なりソラリアを欠く
Ramalina canariensis
本種と異なり”lacinia”が掌状または不規則に分岐する
本種と異なり類軟骨質の組織を有する
本種と異なり外皮が単層ではなく2層からなる
本種と異なり地衣成分として髄層にブルゲアン酸を含まない
本種と異なり地衣成分として髄層にジバリカト酸を含む