2014年1月7日 (仮訳)タイでPestalotiopsis属の新種によってレンブに引き起こされる壊滅的な新規病害 Maharachchikumbura, S., 2012. A destructive new disease of Syzygium samarangense in Thailand caused by the new species Pestalotiopsis samarangensis. Tropical Plant …. Available at: http://www.scielo.br/scielo.php?pid=S1982-56762013005000002&script=sci_arttext [Accessed January 7, 2014]. 【R3-00243】2014/01/07投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ タイ・チエンラーイ県およびチエンマイ県でレンブの果実に引き起こされた顕著な病害の原因菌を、Pestalotiopsis samarangensisとして新種記載した。 形態形質および分子系統解析の結果に基づき、本種は近縁種とは明瞭に区別されたが、近縁な6つの塩基配列はいずれも同定が信頼できなかった。 接種試験では傷ついた果実にのみ病徴が見られたことから、本種による病害を防ぐためには、輸送や貯蔵の際に果実を傷つけないことが重要だとされた。 THAILAND, Chiang Mai Province, Chiang Mai (新種) Pestalotiopsis samarangensis Maharachchikumbura & K.D. Hyde 語源…レンブの 【よく似た種との区別】 Pestalotiopsis eugeniae 同じレンブの果実に発生する 本種と異なり分生子の中央の細胞が様々ではなく同色 Pestalotiopsis versicolor 分生子のサイズの範囲が重なる 分生子の中央の細胞が同色ではなく様々で褐色系 分生子頂部の付属糸が3つ 本種より分生子頂部の付属糸が長い ITSおよびITS+β-チューブリン+tef1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pestalotiopsis virgatula 分生子のサイズの範囲が重なる 分生子の中央の細胞が同色ではなく様々で褐色系 分生子頂部の付属糸が3つ 本種より分生子頂部の付属糸が長い ITSおよびITS+β-チューブリン+tef1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pestalotiopsis palmarum 形態がやや類似する 本種と分生子のサイズが重なるとする報告がある (Guba, 1961) 本種と異なりインドに分布する 本種と異なりココナッツに発生する 本種より分生子のサイズが小さいとする報告もある (Cooke, 1876) Pestalotiopsis disseminata 同じフトモモ科植物を宿主とする 本種と異なり分生子の中央の細胞が様々ではなく同色 Pestalotiopsis guepinii 同じフトモモ科植物を宿主とする 本種と異なり分生子の中央の細胞が様々ではなく同色 Pestalotiopsis microspora 同じフトモモ科植物を宿主とする 本種と異なり分生子の中央の細胞が様々ではなく同色 Pestalotiopsis psidii 同じフトモモ科植物を宿主とする 本種と異なり分生子の中央の細胞が様々ではなく同色 Pestalotiopsis clavispora 本種より分生子のサイズが大きい 本種より分生子頂部の付属糸が長い Pestalotiopsis mangiferae 本種より分生子のサイズが大きい 本種より分生子頂部の付属糸が長い