2015年2月4日 (仮訳)インド産のケガワタケ属新種 Senthilarasu, G. & Singh, SK., 2013. A new species of Lentinus from India. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2012/00000121/00000001/art00009 [Accessed February 3, 2015]. 【R3-01526】2015/02/04投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、マハーラーシュトラ州で採集された菌を検討し、Lentinus alpacusとして新種記載した。 本種は傘が赤色で表面がささくれた鱗片状、柄が剛毛に覆われることなどで特徴づけられた。 本種は骨格結合菌糸およびハイファルペグを欠くことから暫定的にPanus亜属Panus節に置かれた。 ※本論文と全く同じタイトルの論文が存在する (Kumar & Manimohan, 2005)。 India, Maharashtra State, Pune, Pune University Campus (新種) Lentinus alpacus Senthil. & S.K. Singh 語源…サンスクリット語で「小さい」を意味するálpa (अल्प) より 【よく似た種との区別】 Lentinus courtetianus(コツブノカワキタケ) 同じPanus節に含まれる 子実体のサイズがいくぶん類似している 側シスチジアのサイズがいくぶん類似している 縁シスチジアのサイズがいくぶん類似している 本種と異なりインドではなくアフリカに分布する 本種と異なり傘が赤色ではなく白色~レモン色 本種と異なり傘表面がささくれた鱗片状ではなく平滑 本種と異なり柄が細くなく類塊茎状 本種と異なり柄が剛毛に覆われず無毛 Lentinus tephroleucus 傘が小型 傘が漏斗形 傘表面にささくれた鱗片を有する 担子器のサイズが類似している 担子胞子のサイズが類似している 本種と異なりインドではなく新熱帯に分布する 本種と異なり傘が赤色ではなく淡黄色~帯灰褐色または肉桂褐色 本種と異なり傘中央部の表面が毛の束に覆われず無毛になる 本種と異なり襞が白色~帯灰橙色ではなくクリーム色 本種と異なりスクレロシスチジアを有する Lentinus ciliatus 傘表面がささくれた鱗片状 担子器のサイズが類似している 担子胞子のサイズが類似している 本種と異なりインドではなく東南アジアに分布する 本種より子実体のサイズが大きい 本種と異なり傘が赤色ではなく肉桂褐色~暗褐色 本種と異なり傘の縁部が密な縁毛に覆われる 本種と異なりスクレロシスチジアを有する Lentinus leprieurii 傘が褐色 傘表面が毛の束に覆われる 柄が短い 担子器のサイズが類似している 担子胞子のサイズが類似している 本種と異なり子実体が単生せず叢生する 本種より傘のサイズが大きい 本種と異なり襞が白色~帯灰橙色ではなく褐色 本種より柄が太い 本種と異なり縁シスチジアが頂部が幅広い類棍棒形~棍棒形ではなく円筒形 本種と異なり側シスチジアを欠く