(仮訳)中国南西部産の線虫捕捉菌の新種、Arthrobotrys latispora
Su, H-Y. et al., 2011. Arthrobotrys latispora, a new nematode-trapping fungus from southwest China. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2011/00000117/00000001/art00005 [Accessed July 10, 2016].
【R3-03096】2016/07/11投稿

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3行まとめ

中国雲南省においてOrbilia属未記載種の標本から分離されたアナモルフ菌を検討し、Arthrobotrys latisporaとして新種記載した。
本種は分生子柄が直立し、先端に顕著な結節部を有し、分生子が広卵状~卵形で0-1隔壁を有することなどで特徴づけられた。
本種はCMA培地において、線虫の存在下で三次元的な吸着性捕捉構造を形成した。
中国雲南省大理ペー族自治州永平県

(新種)

Arthrobotrys latispora H.Y. Su & X.Y Yang
語源…広い胞子の(分生子の幅が広いことから)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Arthrobotrys amerospora
分生子柄の長さの範囲が重なる
分生子柄の小歯が短い
分生子が卵形
吸着性のネットワーク構造を形成する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が広卵形ではなく倒卵形
本種と異なり分生子の隔壁数が0-1ではなく常に0
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Arthrobotrys anomala
分生子柄の小歯が短い
分生子の隔壁数が0-1
吸着性のネットワーク構造を形成する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子柄が短い
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり吸着性の枝状構造を形成する
Arthrobotrys botryoides
分生子柄の小歯が短い
分生子の隔壁数が0-1
吸着性のネットワーク構造を形成する
本種より分生子柄が長い
本種より分生子が長い
Arthrobotrys botryospora
分生子柄の小歯が短い
分生子の形態がほぼ同一
分生子のサイズの範囲が重なる
分生子の隔壁数が0-1
吸着性のネットワーク構造を形成する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子柄が長い
本種と異なり吸着性の枝状構造を形成する
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される(配列類似度93.7%)
Arthrobotrys nonseptata
分生子柄の小歯が短い
吸着性のネットワーク構造を形成する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子柄が短い
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の隔壁数が0-1ではなく常に0
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Arthrobotrys yunnanensis
分生子柄の長さの範囲が重なる
分生子の隔壁数が0-1
吸着性のネットワーク構造を形成する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり分生子柄の小歯が短いのではなく長い
本種より分生子が長い
本種より分生子の幅が狭い
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される