2023年9月11日 (仮訳)中国雲南省産のAsterina属4新種 Song, B., Li, TH. & Hosagoudar, VB. 2003. Four new Asterina species from Yunnan, China. Fungal Diversity 14: 157-164. Available at: https://www.fungaldiversity.org/fdp/sfdp/14-12.pdf [Accessed September 11, 2023] 【R3-10960】2023/9/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国雲南省から4種のAsterina属菌を新種記載した。 A. flacourtiaceicolaはイイギリ科未同定種、A. horsfieldiicolaはHorsfieldia属植物を宿主としていた。 A. phoebicolaはタイワンイヌグス属、A. stixisはStixis属植物を宿主としており、後者は当該属からの初のAsterina属菌の報告となった。 中国雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州勐臘県勐崙鎮 (新種) Asterina flacourtiaceicola B. Song, T.H. Li & Hosag. 語源…イイギリ科に生息する 【よく似た種との区別】 Asterina delicata 付着器が単細胞である 本種より子嚢胞子のサイズが大きい Asterina granulosa 付着器が単細胞である 本種より子嚢胞子のサイズが大きい Asterina grewiae 付着器が単細胞である 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 中国雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州勐臘県勐崙鎮 (新種) Asterina horsfieldiicola B. Song, T.H. Li & Hosag. 語源…Horsfieldia属に生息する 【よく似た種との区別】 Asterina horsfieldiae アジアに分布する 同じニクズク科植物を宿主とする 本種と異なり中国ではなくジャワなどに分布する 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子表面が小刺状 本種より付着器のサイズが大きい Asterina pycnanthi 同じニクズク科植物を宿主とする 本種と異なり中国ではなくウガンダなどに分布する 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子が粗面である 本種と異なり付着器が対生することが稀である 中国雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州勐臘県 (新種) Asterina phoebicola Hongsanan & K.D. Hyde 語源…タイワンイヌグス属に生息する 【よく似た種との区別】 Asterina cinnamomicola 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子表面が平滑ではなく小疣状 Asterina hamata 本種より子嚢胞子のサイズが大きい Asterina machili 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり付着器が対生でない Asterina phoebes 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 中国雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州勐臘県勐崙鎮 (新種) Asterina stixis B. Song, T.H. Li & Hosag. 語源…Stixis属の 【よく似た種との区別】 Asterina boedijniana 本種と異なり付着器の細胞数が2である Asterina cambodiana 本種と異なり付着器の細胞数が2である Asterina capparidis 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり子嚢胞子表面が平滑 本種と異なり付着器の細胞数が2である Asterina elegans 本種と異なり付着器の細胞数が2である