2016年11月9日 (仮訳)中国産Simplicillium属新種の形態および分子生物学的特性 Liu, F. & Cai, L., 2012. Morphological and molecular characterization of a novel species of Simplicillium from China. Cryptogamie, Mycologie. Available at: http://www.bioone.org/doi/abs/10.7872/crym.v33.iss2.2012.137 [Accessed November 9, 2016]. 【R3-03460】2016/11/09投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国において水生菌の培養中に見出された菌を検討し、Simplicillium chinenseとして新種記載した。 本種はフィアライドを単生し、分生子が楕円形~倒棍棒形でしばしば分生子鎖を形成することなどで特徴づけられ、分子系統解析ではバッカクキン科クレードに含まれた。 Simplicillium属菌の検索表を掲載した。 中国 (新種) Simplicillium chinense F. Liu & L. Cai 語源…中国産の 【よく似た種との区別】 Simplicillium obclavatum 分生子鎖を形成する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子鎖が長いのではなく短い 本種より分生子が短い 本種より分生子の幅が広い 本種と異なり33°Cで生育可能 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される