2019年12月4日 (仮訳)リトアニア新産のヨーロッパに移入した菌類 Motiejūnaitė, J. et al., 2016. New records from Lithuania of fungi alien to Europe. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2016/00000131/00000001/art00008 [Accessed December 4, 2019] 【R3-06829】2019/12/4投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ リトアニア新産の外来種として子嚢菌のOphiostoma novo-ulmiと担子菌のClathrus archeri、Leucocoprinus cepistipes、およびStropharia rugosoannulataを報告した。 O. novo-ulmiの同定はITS領域の塩基配列およびPCR-RFLPに基づき確かめた。 また、病原菌Hymenoscyphus fraxineusと非病原菌H. albidusの再評価を行い、前者のみがリトアニアに産することを示した。 (バルト海東部地域、リトアニア新産種) Clathrus archeri (Berk.) Dring (リトアニア新産種) Hymenoscyphus fraxineus (T. Kowalski) Baral, Queloz & Hosoya 【よく似た種との区別】 Hymenoscyphus albidus 本種と異なりリトアニアにおける分布が知られていない 本種と異なり宿主に対する病原性を示さない 本種と子嚢基部に鉤状構造を欠く (リトアニア新産種) Leucocoprinus cepistipes (Sowerby) Pat. キヌカラカサタケ (リトアニア新産種) Ophiostoma novo-ulmi Brasier (バルト海東部地域、リトアニア新産種) Stropharia rugosoannulata Farl. ex Murrill サケツバタケ