2021年9月19日 (仮訳)ブラジル北東部の大西洋岸森林におけるヒダナシタケ類の新産種 Gibertoni, TB., Ryvarden, L. & Cavalcanti, MAQ. 2004. New records of Aphyllophorales (Basidiomycota) in the Atlantic Rain Forest in Northeast Brazil. Acta Botanica Brasilica. Available at: https://www.scielo.br/j/abb/a/gGnYxLfRChqhwZcf9WFPNyf [Accessed September 19, 2021] 【R3-08796】2021/9/19投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジルの大西洋岸熱帯森林の13ヶ所の保護区においてヒダナシタケ類の調査を実施した。 ブラジル北東部新産種としてAuriscalpium villipes、Climacodon pulcherrimus、Gloeodontia discolor、Irpex lacteus、およびScytinostroma duriusculumの5種を報告した。 また、セルジッペ州新産種としてLachnocladium schweinfurthianum、3州の新産種としてSchizophyllum communeをそれぞれ報告し、これらの種の科ごとの検索表を作成した。 (ブラジル北東部新産種) Auriscalpium villipes (Lloyd) Snell & E.A. Dick 【よく似た種との区別】 Climacodon pulcherrimus(アセハリタケ) ブラジルに分布する 本種と異なり子実体が有柄ではなく無柄 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子がアミロイドではなく非アミロイド (ブラジル北東部新産種) Climacodon pulcherrimus (Berkeley & M.A. Curtis) Nikolajeva アセハリタケ 【よく似た種との区別】 Auriscalpium villipes ブラジルに分布する 本種と異なり子実体が無柄ではなく有柄 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が非アミロイドではなくアミロイド (ブラジル北東部新産種) Gloeodontia discolor (Berkeley & M.A. Curtis) Boidin 【よく似た種との区別】 Irpex lacteus(ウスバタケ) ブラジルに分布する 子実体が背着生 シスチジアに結晶を伴う 本種と異なり担子胞子表面に装飾を有するのではなく平滑 本種と異なり担子胞子がアミロイドではなく非アミロイド (ブラジル北東部新産種) Irpex lacteus (Fries) Fries ウスバタケ 【よく似た種との区別】 Gloeodontia discolor ブラジルに分布する 子実体が背着生 シスチジアに結晶を伴う 本種と異なり担子胞子表面が平滑ではなく装飾を有する 本種と異なり担子胞子が非アミロイドではなくアミロイド (セルジッペ州新産種) Lachnocladium schweinfurthianum Hennings 【よく似た種との区別】 Scytinostroma duriusculum(ナミガタウロコタケ) ブラジルに分布する 本種と異なり子実体がクラバリオイドではなく背着生 本種と異なり担子胞子が非アミロイドではなくアミロイド 本種と異なり二叉状糸状体が星形ではなく二叉分岐する (ブラジル北東部新産種) Scytinostroma duriusculum (Berkeley & Broome) Donk ナミガタウロコタケ 【よく似た種との区別】 Lachnocladium schweinfurthianum ブラジルに分布する 本種と異なり子実体が背着生ではなくクラバリオイド 本種と異なり担子胞子がアミロイドではなく非アミロイド 本種と異なり二叉状糸状体が二叉分岐するのではなく星形 (アラゴアス州、パライバ州、リオグランデ・ド・ノルテ州新産種) Schizophyllum commune Fries スエヒロタケ