2022年4月26日 (仮訳)インド、ケララ州新産のCrepidotus属菌 Manoj Kumar, A. & Pradeep, CK. 2022. New records of Crepidotus (Crepidotaceae) from Kerala, India. Kavaka. Available at: https://www.fungiindia.co.in/images/kavaka/58/1_Kavaka_58_1.pdf [Accessed April 26, 2022] 【R3-09453】2022/4/26投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、ケララ州においてチャヒラタケ型菌類の調査を実施した。 インド新産種としてCrepidotus latifoliusを報告した。 C. mollisはインドにおいてマハーラーシュトラ州および西ベンガル州から知られていたが、ケララ州からの報告は初となった。 (インド新産種) Crepidotus latifolius Peck 【よく似た種との区別】 Crepidotus praelatifolius 子実体が小型 本種と異なり担子胞子が小型 本種と異なり担子胞子がほとんどの場合球形で稀に類球形なのではなく球形~卵状 本種と異なり縁シスチジアが円筒状倒棍棒形~フラスコ形 Crepidotus quitensis 子実体が小型 本種と異なり傘が帯褐橙色ではなく白色 本種と異なり縁シスチジアが結節状 Crepidotus conchatus 本種と異なり担子胞子が小型 本種と異なり担子胞子がほとんどの場合球形で稀に類球形なのではなく球形 本種と異なり縁シスチジアが円筒状棍棒形または便腹形 (ケララ州新産種) Crepidotus mollis (Schaeffer) Staude チャヒラタケ 【よく似た種との区別】 Crepidotus alabamensis 本種より担子胞子の幅が僅かに広い 本種より縁シスチジアが短い 本種と異なり傘表皮に結晶を含む 本種と異なり傘表皮細胞が分枝せず叉状でもない Crepidotus calolepis(ウロコチャヒラタケ) 本種と異なり傘が帯褐色 本種と異なり傘表面が小鱗片状 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が卵状~広楕円形 本種と異なり縁シスチジアが菌糸状 本種と異なり傘表皮が平行菌糸被である Crepidotus uber(ムニンヒメチャヒラタケ) 本種より子実体のサイズが小さい 本種と異なり傘が帯桃褐色 本種と異なり傘表面が条線状~溝線状 本種と異なり傘表皮が分化しない 本種と異なり傘表皮菌糸に結晶を欠く Crepidotus fraxinicola 本種と生息環境が異なる 本種より傘のサイズが小さい 本種と異なり襞が白色~イサベル色 本種より担子胞子のサイズが僅かに小さい