2017年4月2日 (仮訳)カリフォルニア州産の新種、Pseudobaeospora aphana Vellinga, EC., 2009. Pseudobaeospora aphana, a new species from California. Mycologia. Available at: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19397198 [Accessed April 2, 2017]. 【R3-03895】2017/04/02投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 米国カリフォルニア州からPseudobaeospora aphanaを新種記載した。 本種は傘が帯褐色で淡紫色を帯び、襞が帯黄色で、シスチジアを欠き、クランプを豊富に有することなどで特徴づけられた。 本報告により、北米産のPseudobaeospora属既知種は6種となった。 USA, California, Marin County, Point Reyes National Seashore, along Olema Trail south of Five Brooks Trailhead (新種) Pseudobaeospora aphana Vellinga 語源…不明瞭な(子実体のサイズが小さく、顕著な形質を有さないという特徴から) 【よく似た種との区別】 Callistosporium olivascens var. aerinum 襞の数が比較的少ない 襞の色が類似している 担子胞子が不明瞭なデキストリノイド 本種と異なり担子器がデキストリノイドでない 本種と異なり担子器が厚壁でない 本種と異なり乾燥標本の担子器が黄色~褐色または紫色に着色するという特徴を欠く 本種と異なり乾燥標本の担子胞子が黄色~褐色または紫色に着色するという特徴を欠く 本種と異なり菌糸にクランプを欠く Pseudobaeospora frieslandica 本種と異なり襞が帯黄色ではなく暗い帯紫灰色 Pseudobaeospora ellipticospora 本種と異なり子実体全体が淡紫色~紫色 本種より子実体の形状がずっと細長い 本種と異なり傘上表皮を欠く Pseudobaeospora pallidifolia 本種と異なり襞が帯黄色ではなく類白色~帯桃クリーム色 本種と異なり傘表皮がKOHおよびアンモニアで暗緑青色に呈色する Pseudobaeospora paulochroma 顕微鏡的形質が類似している 本種と異なり傘が類白色で中央部が淡黄褐色 Pseudobaeospora pillodii 北米に分布する 本種と異なり襞が帯黄色ではなく淡紫色を帯びる 本種と異なり担子器が4胞子性ではなく2胞子性 本種と異なり菌糸にクランプを欠く